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アメリカ で遂に認められた同性婚、世界最初に認めた国は...?!

      2016/12/20



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先日、オランダでもニュースで大きく取り上げられていた「アメリカでの同性婚の合法化」!

アメリカ の連邦最高裁判所は2015年6月26日、同性婚を認める判断を下しました。これまでアメリカでは、同性婚を認める州と認めない州に判断が分かれ長年議論されていた問題。しかし遂にアメリカ全州がひとつにまとまり、全米で同性婚が合法化されることになります!
日本でも2015年3月、渋谷区で同性カップルが公的に認められる「パートナーシップ証明」発行の条例案が提出されましたね。まだまだ日本では同性婚の合法化までの道のりは長いかもしれませんが、この条例案は大きな第一歩として歓迎の声が挙がったことを覚えています。
そして欧米諸国でも、既に同性婚が可能である国は多く存在します。ベルギー、スペイン、ノルウェー、フランス、イギリス、カナダなど、挙げたらきりがありません。
その中で、世界最初に同性婚を認めた国は、実はオランダなのです!
しかし、なぜオランダが世界最初だったのか、どんな歴史背景や国民性が同性婚をこんなにも早く認めたのかについて、自分自身も答えが見つからず不思議でした。

そこで今回は、オランダでは同性カップルがどのように認められてきたか、その歴史や現在のあり方、見えてくる課題点について考察してみたいと思います。

同性婚

同性婚が認められるまでの歴史

ユダヤ人だけでなく、同性愛者まで強制収容所へと送られ迫害されていたナチス政権時代。しかしそのナチス政権が崩壊された2年後の1946年、同性愛者の権利を主張するゲイ人権擁護団体"COC Nederland"が設立され、活動を開始。同団体は1985年、同性カップルの結婚を可能とするよう政府に要請。これを受け、政府は同性結婚の可能性を検討する特別委員会を1995年に設立。1997年に特別委員会は検討作業を終え、「国民の結婚は同性カップルを含めたものに拡張されるべきである」と結論付けた。そのため政府は1998年の選挙後、この問題に真摯に取り組むことを国民に約束。2000年、同性婚に関する最終法案について議会で議論される。キリスト教政党による反対票はあったものの、新しい法案に対する賛成票がこれを上回った結果、2001年4月1日に同性婚を認める法律が発効した。同日、4組の同性カップルがアムステルダム市長の見守るなか無事に結婚式を挙げ、正式に結婚をすることができた。






 

偏見が少なく、同性愛者でも住みやすい環境が整う国

上記の歴史を背景にオランダの都市アムステルダムは、同性愛者やそのコミュニティーに対して常にオープンマインド且つ平等で寛容な態度をとる街として知られ、毎年世界中から多くの同性愛者が訪れている。また、同性愛者というだけで迫害された全てのゲイやレズビアンを追悼するために作られた世界初のホモモニュメント(記念碑)もあり、現在こうしたホモモニュメント設立の動きは世界各地にも広がっている。そして毎年この街では、世界最大の「ゲイ・プライド」という同性愛者のためのイベントが開催されている。
こうした国を挙げて同性愛者を支援することに積極的な傾向もあり、オランダ国民全体のなんと90%が、同性愛者による結婚や子供の養子縁組について賛成・協力的な意見を持っている。そのため、政治界やメディア、音楽業界といった幅広い場面でも差別を受けることなく活躍する同性愛者が数多く在籍している。
 

オランダが抱えている課題

寛容な国オランダでさえ、同性愛に対して偏見を持つ人やからかう人はやはり存在する。街中で手を繋いでいる同性カップルが暴言を浴びせられたり、暴力を振るわれるなどの事件も起こり、その件数は週に平均3件(事件の60%はアムステルダムで発生)。また、同性カップルを親に持つ子供が学校でいじめに遭うことも。
 
 

アメリカの同性婚の合法化を機に、世界ではこれから、もっともっと平等且つ柔軟な対応が求められるようになる時代。
実際に私も、日々オランダ生活にて異文化に触れることで、正直日本に居る間に感じていた同性愛者への特別な見方というものが少しずつ無くなってきていることを感じます。
もちろん、上記で述べたように課題や改善点は多く残されているものの、世界最初に同性婚を認めたオランダから私たちが学ぶことは多いと私は思います。
異性カップルであろうが同性カップルであろうが、「結婚したいと思う相手」同士が結婚できるような制度になることに、私は何の違和感も湧きません。
日本をはじめ、世界すべての同性カップルに結婚の選択権が平等に用意される日が来るのも、そう遠くはなさそうです。

 


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