ロッテルダムのリトルジャパン「 松風館 」10周年記念イベントに行ってきました
2017/01/21
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10月10日、オランダの都市ロッテルダムにあるリトルジャパン「松風館」へ行ってきました。
松風館とは、「日本の伝統的な生き方や文化、アートをオランダの人々にも知ってほしい」という希望から、出来る限り日本の材料を調達し細かい細部にもこだわりながら日本庭園や茶室、道場などを複合した施設。
2005年にロッテルダムに作り上げられました。(松風館の公式HPはこちら)
この日のイベントでは、日本に興味のあるオランダ人や在住日本人の方々が多く訪れており、神道セレモニーや禅・書道・茶会・生け花・剣道・柔道等のワークショップ、伝統工芸品の紹介など、一日中さまざまなイベントが開催されていました。
また、松風館の設立者であるJoris van Nispenさんはびしっと着物をまとい、お庭で訪問者のお出迎え。
松風館設立の際にオランダの警察に囲まれ、携わった日本人労働者たちがVISAの問題で起訴されるなど、ここに至るまでには多くの苦労があったと語っていらっしゃいました。
結局、100年も前に結ばれた日蘭条約の特権により松風館の方々が裁判で勝ったことがきっかけとなって、日本人の就労時に労働許可証所持の必要がなくなったわけですから、オランダ移住を考えていた真っ最中の私にとっては本当に大きなニュースだったことを覚えています。
やっぱりどんなことにおいても、いままで同じようなものが存在していない場所に、誰もやったことがないことを成し遂げることが一番難しくて労力がかかるものなんだなと改めて実感。
また、松風館の日本庭園作りを担当したガーデナーのKees Ouwensさんの庭園ガイドツアーにも参加してきました。
彼は、日本に何十年もの長い間滞在されており、日本の伝統文化についてはもしかしたら日本人よりも知識があるといっても過言ではありません。
この松風館を建てる際には、日本文化の単なるコピーではなく、Keesさんのオリジナル要素を随所に含めて作り上げることにこだわったそうです。
そんなKeesさんとたくさんお話させて頂く中で、帰り際に力強く言われたことが一つ。
その言葉とは、
「日本の若者たちはみんな揃って大都会の東京にいったり、人と異なる道を歩むことを恐れてみんなで同じ道を歩んだり。もし、自分でやりたいことが本当にあるのだとしたら、もっとエネルギッシュになりなさい。そしてそれを貫くんだ!」
まっすぐで力強い言葉になんだか勇気づけられました。
私もKeesさんに負けないように、これからも自分らしく毎日を過ごしていこうと思います。
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