日本モノが集結！アムステルダム展示会「MONO JAPAN」

2017/01/21 2016/02/09

2016年2月4日（木）〜7日（日）の4日間、オランダ・アムステルダムのロイドホテルで「MONO JAPAN –Japanese Craft & Design」というイベントが開催されました。

私は3日目の土曜日に参加。

日本各地からの職人やクリエーターがここに集まり、ホテル一室一室をそれぞれ展示・即売スペースとして利用していました。

すべての団体の展示物を一通り見て回るのには思っていたよりも時間がかかり、あっという間に1日終了。

職人によって一つ一つ手作業で作られた手の込んだ作品は、どのアイテムもずっと眺めて見ていたくなるほど魅力的でした。

Kyoto Craft Sessionの木版画

各展示スペースで担当していた日本人の方々も、商品一つ一つの説明を現地人に英語で丁寧に話していました。

そのため現地人も興味津々、質問しまくりです(笑)

Takumi Craftworksの手工芸品

中でも面白かったのは、兵庫県線香協同組合さんのバラエティ溢れるお線香の香り。

日本で良く見るお線香よりももっとカジュアルに、アロマ感覚で使用できるものだそうです。

抹茶の香りや、桜の香り、ゆずの香りなど、日本らしくとてもユニークなところが大注目されていました。

どの展示スペースも素晴らしかったですが、こちらの展示スペースでは特に現地人が興味津々で長い時間滞在していた印象があります。

兵庫県線香協同組合の伝統的な香りのお線香

イベントには現地人もたくさん訪れていましたが、その数に比例するほど多くの日本人も足を運んでいたことには驚きました。

私自身も含め、日本人ですら発見が多く日本の伝統を見て触れて楽しめるイベント。

山形の若手デザイナー2人による「山の形」

異国の地でのイベントを通して、いかに自分自身が日本の職人や技術の貴重さや素晴らしさに無知であるかを痛感。

それと同時に、日本のモノづくりが生み出す最先端のプロダクトがこれから世界でもっと評価されていくのではないかと大きな希望も見えた一日でした。