経営者が口を揃えて言う「自分で経験すること」の大切さ
2017/01/21
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オランダで個人事業主として活動するようになってから、国籍を問わず会社の経営者から個人事業主、駐在員・駐在妻、教授、学生まで、さまざまな方々とお話をする機会が増えました。
その中で最近気づいたことが一つあります。
それは、経営者のほとんどの方が口を揃えて言う言葉があるということ。
「出来る限り何でも自分で経験しておきたい」
経営者の方々は、会社組織をまとめたり経営方針を決めたりと、会社そのものを引っ張っていく立場なので、なかなか現場のことや雑務に実際目が届きにくいイメージがあります。
しかし、従業員を抱える経営者であっても、「面倒なことでも自分でなるべく経験し知っておきたい」という考えを持っている方が多いことには正直驚きました。
きっかけは、ブログを通じてご連絡頂いた日本人経営者の方とデンハーグのカフェにてお会いした時。
会話の流れで、私のブログの話になりました。
このMarihollandブログは、ウェブ知識の全くない私が自分で一から調べ作り上げた独自ドメインのブログ。
今の時代だと個人ブログくらいであれば、制作依頼などわざわざせずに自分でちょこっと勉強して簡単に作れてしまいます。
その話をしていた時にその方からこんな言葉を頂きました。
「自分で作ってみたその試みは素晴らしい。なぜなら一度自分で経験しておけば、関連した仕事を依頼する時により正しい金銭取引感覚がつかめる」
とのこと。
言われるまで気づきませんでしたが(笑)、確かにその通りだなと実感。
一緒に働く仲間や外部委託先に仕事を依頼する時に、その業務内容を少しでも実際に経験しているかいないかでは、その業務に対する認識において経営者と仕事請負人の間にズレが出てしまうってことですよね。
そのズレが会社の損失を招いてしまったり判断ミスに繋がるのだとか。
たしかに、自分でブログは作れないと勝手に決めつけて誰かにブログ制作を頼んでいたら、無知なので相場も検討が付きません。
数万~十数万円の価格提示をされたとしても、普通に払っていたんじゃないかなと思います。
もちろんプロに作ってもらった方が出来が良いのかもしれませんが、ブログにそこまでの機能やデザインは当時求めていなかったし、今でも必要無いと思っています。
最近は自分でコードを学んでサイトを少しずつ自分好みにカスタマイズしてみたり。
もっとブログを見てくれる方が将来増えてきたら、よりオリジナルなデザインに変更するためにプロの方の力をお借りしようかな~くらいに考えています。
先日スカイプ相談でお話をさせていただいた経営者の方は、
「オランダの役所手続きも代行ではなく、自分も一緒に同行し実際の会社作りの流れをきちんと経験したい。」
と、やはり同じ姿勢。
中には、
「クレーム対応こそ学び。時間があるかぎり自分が率先して対応している」
なんていう経営者にもお会いしました。
全部人任せではなく、できる限り自分自身が経験し学ぶ。
こうした姿勢を持っている経営者の方々は常に向上心にあふれ、何にでも好奇心旺盛。
現場の状況や仕事の難易度を自分でも経験し把握することが大切であると知っているからこそなのかもしれませんが。
現場を人一倍知ろうといつでも努力する。
素敵です。
これが経営者の本来あるべき姿なのではないかな~と思います。
将来自分がどんな立場になった時でも、忘れないようにします。
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