私が「年齢」を気にしなくなった3つの理由
2017/01/21
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会社に勤めていた時、「仕事のできない上司」と一緒に仕事をする時ほど気まずかったことはありません。
ミスを人のせいにしてたり、明らかに間違ったこと教えてきたり。
「この上司の言ってることおかしい!」
と心では思うものの、上司に反論して恥をかかせてしまったら職場の敵が増えそうだったので、ひたすら自粛。
年功序列制度の残る社内ゆえ、「年齢」は上下関係の基準値でした。
女性の多い職場だったので、尚更です。
これは仕事だけでなくプライベートでも同じ。
いつ結婚しようだの何歳で子供産むだの、同世代の女友達と話すときはやはり「年齢」にこだわる話題を多くしてきました。
そんな年齢に神経質だった私ですが、今では以前ほど気にしなくなりました。
気にしなくなったというか、逆に気にしないように自分から心掛けています。
その理由は3つ。
順番に紹介していきます。
①「年齢で判断することは差別」という考え方に触れたから
オランダを含めヨーロッパでは、相手の年齢で態度を変えることは、見た目で判断することと同じようにタブー。
なので初対面で年齢を聞いたりしちゃうと、人によってはかなり嫌がられます。
年齢による上下関係の構築も特にありません。
オランダにも敬語は存在しますが、敬語を使うと相手の方から「敬語は使わないで」と拒否してくることも。
現地人から聞いた話によると、「若者から敬語を使われると自分がすごく年老いた気分になって嫌だから、敬語を使わずフランクに話したい」と考える大人が多いのだとか。
近い同世代の相手同士の場合はタメ語を使うので、細かい年齢差によって敬語使用や上下関係が生まれることは無いです。
これは仕事でも日常生活でもどこでも同じです。
②いちいち気にしていたらキリが無い環境だから
ヨーロッパの国々でいちいち年齢を気にしない理由には、移民や人種の多さ、貧富や教育の差がどうしてもあるからだと思います。
だって、例えばオランダに住んでいるスリナム人やモロッコ人なんかをパッと見て、自分より年上かそうじゃないかなんて分かんないですもん。
結局見た目じゃ年齢を判断しきれないので、相手の年齢を管理するのが面倒になり、いっそのことどうでもよくなります(笑)
お互いに話していても、どっちが年上か年下かなんていちいち気にして会話することも無いです。
教育システムに関しても、オランダでは子供たち一人ひとりの能力や進度を最も大切にしているため、義務教育期間の5歳~18歳の間であっても飛び級したり留年したりするのはごく普通のこと。
子供のころから様々な年齢の友達と触れ合う環境にあるので、年齢で相手を判断する習慣がどこにもないのです。
こうなっちゃうと、相手の年齢なんてどうだって良くなりますよね。
③年齢よりも中身を重視する友達
日本だったら、「結婚は30歳までにしないと売れ残りになる」なんてよく女子会でも話題になりますが、オランダの女子会は違いますよ。
「どんな経験をどれだけ積んだら魅力的な女性になれるか」が話題です。
結婚後も共働きが当たり前のオランダでは、仕事も家事もパートナー同士で分担。
そんな環境ゆえに、「経験を積み自立した女性」は男性からも魅力的に映るようです。
自分や将来の家族のためにもキャリアを大切にしている女性が多いので、結婚適齢期にこだわる現地人女性にはこれまで会ったことがないほどです。
てことは、オランダ含めヨーロッパ男性にモテるための条件は、
「外見や若さ」も大事だけど、「どれだけ中身が魅力的か」がより重要ポイントってことですね。(恋愛アドバイサー(笑))
上記で挙げた3点の理由からもわかるように、ヨーロッパでは「年齢」というものが日本ほど重要視されません。
もちろん年上の方に対する敬意は日本人として忘れたくはないものの、相手の年齢によって態度や言動を無駄に変える必要はないんじゃないかなと考えるようになりました。
年齢のくくりは、上下関係や優劣とは本来別物であるべき。
たとえ相手が年上であっても、言いたいことがあれば遠慮なく言えばいいし、
年下でも正しいこと言ってると思ったなら、ちゃんと認めてあげればいいんだと思います。
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