今秋3ヵ月間限定、オランダのライデン大学にてまさかの「大学講師」になります!
2017/01/21
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ちょこっと近況報告します。
タイトル通り、今秋9月から3ヵ月間、オランダ現地で大学講師をやることになりました!
「え、なぜいきなり講師?」
ってなりますよね(笑)
私自身も実はまさかの想定外。
そこで今日はその詳細と、ここに至るまでの経緯について書いていきたいと思います。
ライデン大学の講師になります
今年9月~12月までの3ヵ月間、オランダ「ライデン大学」で大学講師を務めることになりました。
ライデン大学とは一言でいえば、日本との関わりが特に深い公立大学。日蘭友好のキーパーソンとなったシーボルトが当大学で研究していたことや、世界で初めて日本学科が設置されたことでも知られる大学です。
そんなライデン大学で私が講師を担当させて頂く授業は、「Business Japanese(日本語ビジネス)」。
大学1・2年生で日本語の基礎を学び終わり、日本語を実践的に使っていけるレベルの大学3年生たち約50~60人を対象に、授業を担当します。
カリキュラムの概要はある程度決まっていて、これから当大学の先生や学生たちと一緒にさらに練り上げていく予定。
とにかく楽しく、インタラクティブな内容にします。
宿題の一つにしても、
「日本のこのドラマを観て問題解いてきてね」とか、「自分オリジナルのビジネス名刺作ってきてね」とかね(←冗談ではない)
ここに至るまでの経緯
最初のきっかけは、私自身が「日本語を学ぶ現地人の存在」に興味があったこと。
世界共通語の英語をぺらぺらと話せるオランダ人たちが、日本でしか使えない日本語をなぜ学ぶのだろう、と。
とにかく直接会って話をしてみたかったんです。
調べていくうちに、日本語学科のあるライデン大学では、日本語会話クラブや日本のよさこい踊りのクラブがあったりと、とにかく活動が活発的ではありませんか。
「こんな好チャンスはない!!」と思い、気づいたらライデン大学の日本語学科の先生たちにコンタクトを取るべくメール作成をしている自分がいました。
先生方からは、現地での私の活動や思いを前向きに受け取っていただき、了承を得たうえで日本語会話クラブに参加したのが始まりです。
普通に学生たちに交じって日本語会話を楽しむのも面白く色々な発見があったのですが、学生たちの中には将来日本で働きたいという人もたくさん。
日本語を使った仕事に興味を持ち、もっともっと日本について学びたいと望んでいる彼ら。
そして私は、「学生」ではなく「社会人」という立場。日本企業で働いていた経験もあり、現在はオランダという市場で個人事業主として働いています。
「私なりに何か役立つ面白いテーマを学生たちに持ち出すことができないかな?」
そんな思いから、会話クラブに参加する時には「日本とオランダの働き方の違い」や「オランダ市場でも売れそうな日本商品」、「2020年の東京オリンピックに向けて日本が改善すべきこと」といったテーマを盛り込み、ざっくばらんに日本語で話し合う練習をしていました。
学生も勉強になって楽しいと言ってくれるし、私も彼らから学ぶことがいっぱい。
とにかく参加するのが楽しかったです。
そんな矢先に、ライデン大学の先生方から急に頂いた推薦。
「日本語学科の現地学生たちのために、ビジネスジャパニーズの授業を担当してくれませんか?」
えええええええ!
私が大学講師・・・?
教師免許もない持ってないのに( ;∀;)?
大学時代に4年間まるまる塾講師をしていた経験はあるとはいえ(オランダでは誰にも言ってない)、さすがに塾講師と大学講師はまた違うし・・・
詳しく話を聞いたところによると、この「ビジネスジャパニーズ」というのはライデン大学で今年から新たに取り組み始める授業だそう。
というのも、日本語学科を選考する学生が年々増えており、そんな学生たちから「もっと日本語を話す機会が欲しい」、「将来仕事で日本語を使う上で困らない知識やマナーを身に付けたい」とリクエストされることが増えているのだとか。
大学でも度たび「ビジネスジャパニーズ」の授業については会議を重ね続けており、人選にも時間と労力をかけていたようです。
そんなところで光栄にも私を推薦頂き、大学の会議でもOKサインを出していただけたようです。
全力で楽しんでやります!
今回頂いたオファーは、日本語学習を頑張る現地学生たちとたくさん触れ合うことのできる、またとないチャンス。
そして、あっという間に時間が過ぎそうな「3か月」という短い期間。自分の今の仕事にも影響が出ないように、隔週での授業になります。
先生方からも「まりさんらしく、学生たちと是非楽しんで授業をしてくださいね」とアドバイスを頂きました。
私自身も楽しむことはもちろん、今回の機会を通して現地学生から逆にたくさん学んでこようと思っています。
もし大学からのOKを頂ければ、ブログもうまく活用して現地で大学講師として働く日々を読者の皆様と共有できたらいいな~と思ってます。
外国人視点から眺める日本や日本のビジネス文化というのも、日本人なら普通気づかないような意外な一面の発見もあって面白いはず。
ということで、大きな楽しみが一つ増えました。
会社を辞めた時から私がずっと大切にしてきたモットー、「好きなことで楽しく生きる」を実践し続けるモチベーションにもつながります。
私はこれからも、旅をするように楽しく生きて、好きなことで遊ぶように仕事をしていきます。
とりあえず、まずは日本のビジネス文化や敬語を今一度見つめ直してみよう。
おすすめの本や参考書がある方は、ぜひ教えてください^^
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