赤ちゃんが産まれると必ず食べる!?オランダの出産祝い菓子「Beschuit met muisjes」
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先日友達と一緒に買い物をしていたとき、まだブログでは紹介していなかった「オランダ名物菓子」を新たに教えてもらいました!
その名は、「Beschuit met muisjes(ベスハウト・メット・マウシェス)」。
どうやらオランダでは、赤ちゃんが産まれるとこのお菓子を出産祝いとして必ず食べるそう。
興味深かったので、いろいろと調べて、実際に買って食べてみました^^
今回はこのオランダ出産祝い菓子「Beschuit met muisjes」について紹介します♪
Beschuit met muisjesとは?
「Beschuit met muisjes」とは、オランダの出産祝い菓子。
丸いラスク(Beschuit)の上にバターを塗り、その上に、下の写真のようなカラフルな砂糖菓子(muisjes)を載せて食べるものです。
赤ちゃんが産まれた家での出産祝いパーティーなどに行くと、このお菓子が必ず振舞われるようです。
色は2種類あり、男の子が産まれるとブルー色、女の子が産まれるとピンク色を使います。
ちなみに、オランダ王家の子が産まれると、国民カラー色のオレンジ色が期間限定で販売されるのだとか!
このお菓子、見た目は可愛いですが、味はちょっとクセがあります(笑)
それもそのはずで、ブルー&ピンク色の砂糖コーティング部分を削って中を見てみると、「アニス」と呼ばれる、ちょっと味にクセのある薬草が入っているのです~。。
アニスとは、ハーブの一種で、昔から薬草やスパイスとして使用され、ケーキやクッキー、ハーブティーにも最近では使われています。
このアニスのおかげで、日本人の方々にとっては好き嫌いが分かれそうなお菓子に仕上がっています(笑)
お菓子の名前を直訳すると「ラスクとネズミ」?!
この「Beschuit met muisjes」というお菓子、日本語に直訳すると「ラスクとネズミ」。
ネ、ネズミ・・・?
なぜこのカラフルな砂糖菓子が「ネズミ」と呼ばれているの?と疑問に思って調べてみると、どうやら理由が2つあるようです。
1つ目は、上記でお伝えした「アニス」という薬草がネズミの形に似ていること。
2つ目は、ネズミは「子孫繁栄」の象徴であること。
この2つの理由から、「Beschuit met muisjes(ラスクとネズミ)」という名前をこの出産祝い菓子に付けたと言われているそうです。
実際によ~く見てみたら、アニスの形がそのまま残っている粒がいくつかありました(写真の左はアニスの実物)。
現地人に教わった正しい食べ方
せっかくなので、このお菓子の正しい食べ方を現地人に伝授していただきました!
まず用意するものは、バター、ラスク、そしてDe Ruijterという会社が販売している砂糖菓子「muisjes」。
ラスクは丸い形のものを使用するそうで、おすすめはBolletjeという会社が販売している「ECHTE beschuit」というものだそう。
割れやすいラスクを箱から上手に取り出せるように、指が入るスペースをぴったり空けて作られているところに、「これ考えた人、天才や・・・」と一人で感心(笑)
次に、ラスクの上にバターを塗り、その上に、男の子が産まれた場合はブルー色、女の子が産まれた場合はピンク色のmuisjesをかけてできあがり~!
食べるときは、ボロボロと落ちてこぼれやすいので気を付けて食べてくださいね。
オランダに住んでいる方はもちろん、旅行などでオランダにいらしている方、このオランダ名物菓子「Beschuit met muisjes」にぜひトライしてみてはいかがでしょうか(*´ω`*)
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