国旗にカバンをぶら下げる!? オランダ の卒業シーズン
2016/04/05
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こんにちは☆
今回は、最近よく見かけるオランダのある習慣について、紹介したいと思います。
6月~7月の時期にかけて、オランダの至るお家の玄関先でよく見かける下の写真のような光景。
そうです、オランダ国旗の先に、黒カバンが!!
このお家にも!
あのお家にも!
こうしたオランダの国旗にカバンをぶらさげているのは、そのお家の子供が無事に学校を卒業したことを表わしています。
この習慣が始まったのは、現代のように卒業祝いカードや手紙を送り合う文化が広まる頃よりも前のこと。
オランダ の人々はかつて、玄関先に何らかのサインを出すことによって家族や知り合い、隣人などへのお知らせや情報交換を行っていました。
通常は、家庭内での出産や誕生日、結婚、家族の誰かが亡くなった時などに、この習慣をもとに周りの人々にも知らせていたのだとか。
1930年代、学校に通わせる金銭的余裕のあるエリート家族の子供のみが中等・高等教育を受けることができました。こうした幸運にも学校に行けて無事に卒業できた学生の家族は、そのことを隣人にも知ってほしかったことから、学校卒業の際には国旗にカバンをぶら下げて周りに知らせるという習慣が始まったそう。
そして1960年代には、一般家庭の子供でも中等・高等教育を受けることが徐々に可能となり、さらに多くの人々がこの習慣を取り入れ始め、それがオランダ全土に広まっていき今日に至るそうです。
また、国旗と一緒にぶら下げるアイテムは、学校で使っていた本人のカバンや本の他に、"Geslaagd"(無事卒業)というメッセージの書かれた国旗、バルーンまで飾られていることもあるそうです。
この習慣のひとつを例にとって挙げてみても、オランダ人はオープンマインドで知り合いや隣人同士との付き合いもとても深いんだなと、改めて感じさせられました。
そしてタイミングの良いことに、隣人宅の子供が最近ガーデニングの専門学校を卒業したようで、来週に卒業パーティーが開かれるとのこと☆
嬉しいことに隣人である私もその卒業パーティーに招待して頂けたので、楽しくお祝いしながらもオランダの卒業パーティーがどんなものか見てきたいと思います♪
パーティーの様子は今後ブログでお伝えしますので、どうぞお楽しみに^^
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