ブランコに座れるくつろぎカフェ？！訪れると元気がもらえる「ハッピー・トスティー(Happy Tosti)」

2017/01/21 2016/12/19

久しぶりに会う友達とお茶するために、オランダの都市デンハーグの街中をふらふらと歩いていたら・・・

楽しくて元気が出る面白カフェに遭遇したので、今日はそのカフェについて紹介します♪

デンハーグ中央駅から歩くこと10分、ヘットプライン(Het Plein)と呼ばれる広場近くにあるカフェ、「Happy Tosti(ハッピー・トスティー)」。

外からちらっとのぞく分には何ら変わりない普通のカフェにも見えますが、

よ～く見てみると～・・・？？

店内の席が、「ブランコ」になっているーーー(*´ω｀*)♪

ブランコの下部は安全のため固定されてはいるものの、いい感じに揺れるのでブランコの感覚はしっかり味わえます。

遊び心満載のこの空間にテンションが上がってしまうのは、きっと私だけではないはず(笑)

しかも、店内の壁やポール、お手洗い場などの至るところには、このお店に来たお客さんがハッピーに、元気になれるようなメッセージがたくさん書かれています。

実は、ハッピートスティーの開店当初、お店の名前は「トスティー・ヴァン・ヨスティー(Tosti Van Josti)」という名前であったそうで、その名の意味は”精神障害者が作る美味しいトスティー”。

その名前をつけた店舗オーナーが、差別のない社会を実現させたいという思いで、お店の店員として積極的に精神障害者を採用し雇っている（実際にデンハーグ店舗では全店員の５０％以上が精神障害者であるそう）ことから、最初は「トスティー・ヴァン・ヨスティー」という店名でスタートしたのだそう。

しかし、お店に訪れる多くのお客さんから、「このお店に来るととてもハッピーになれる！」という声をいただいたことから、店名を現在の「ハッピー・トスティー(Happy Tosti)」に変更したのだとか。

たしかに、「ハッピー・トスティー」の方が響きが良くて私も好きです。

店名にもあるとおり、このお店ではトスティー(Tosti)がとても美味しい！

「トスティー」とはオランダ名物料理の一つで、厚めの食パンの間にチーズやサラミ、野菜などを挟み、トースターで挟んで温めたもの。

いろいろなトスティーメニューがありますが、中でも私のおススメは、サラミソーセージとオランダ産のオーガニックチーズ、ドライトマトが挟まれたトスティー「TOSTI SALAMI」。

もう一つは、チーズフォンデュによく使われるスイス産のグリュイエールチーズとオランダ産のオーガニックチーズ、リーキと呼ばれる西洋ネギがミックスされ挟まっているトスティー「TOSTI RACLETTE」。

どちらもオーガニックのパンを使用しており、サイドにきゅうりのピクルスも付いてきます。

お好みでソースもトッピングできます。

新鮮でとっても美味しいですし、結構お腹も膨れますよ♪

ランチタイム（11時以降～）は混みだすことが多いので、ブランコ席に座ってゆっくりくつろぎたい人は、ランチタイムを避けて行かれることをオススメします！

★カフェ「Happy Tosti」情報
店舗１(2014年2月オープン)：デンハーグ(Korte Poten 5, 2511 EB Den Haag)
店舗２(2016年12月オープン)：ライデン(Maarsmansteeg 10A, 2311 EE Leiden)
店舗３(2016年9月オープン)：ホーフトドルプ(Marktlaan 190, 2132 DM Hoofddorp)
※ブランコ席があるのはデンハーグとホーフトドルプの店舗のみ。
公式HP：http://www.happytosti.nl/