「オランダの医療事情と健康保険ってどうなの?」について経験を元に詳しくまとめたよ!
2017/01/21
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オランダへの移住を考える時に必ずと言っていいほど浮かぶ疑問。
「日本と比べてオランダの医療事情ってどうなんだろう?」
ブログ読者の方々からもお問い合わせを頂くことがよくあります。
いざという時に困らないためにも、ちゃんと現地の医療事情は知っておきたいですよね。
今回は自分自身の経験を参考に、気になるオランダの医療事情や健康保険、そして「滞在前に知っておくと役立つ3つのポイント」についてnote記事に詳しくまとめました。
記事の総文字数は約6600字。約5時間ほどかけてぎっしり細かく書きました。
参考にしていただけると嬉しいです。
当note記事に書かせて頂いた内容は以下の通りです。
【目次】
1.オランダの医療事情について
2.健康保険の仕組み(加入の流れ・保険選びの注意点)
3.ホームドクターの探し方・登録方法・掛かり方
4.緊急時の対応法
5.滞在前に知っておくと役立つ3つのポイント
それぞれのコンテンツの中でどんなことを書いているのか、ブログ読者のみなさまにもココで少し紹介させてください^^
1.オランダの医療制度について
ここでは日本と比べたオランダの医療事情について、自分の経験も参考にしながら紹介しています。
以下、note記事より抜粋:
オランダの医療では医療保険と介護保険で別制度。医療保険は民間企業が引受人となっています。
オランダの一次医療は、総合診療医に相当するホームドクター(Huisarts)が担います。この一次医療によって紹介を受けた者のみが二次・三次医療(専門医)にかかることができます。
オランダの医療は基本的に「対症療法」であるため、日本の様な予防療法は行いません。自然治癒力で治すことを大切にし、過度の治療や薬を出さないことが多いです。
そのため、「オランダでは自己管理力がとても大切である」と日々感じるようになりました。
2.健康保険の仕組み(加入の流れ・保険選びの注意点)
オランダの健康保険の仕組みから、保険加入までの一連の流れ、保険選びで気を付けてほしい注意点4つについてまとめています。
日本のように個人の健康状態や年齢によって個別差をつけることはせず、保険者間のリスク分布は共通のリスク調整基金にて平準化されています。(オランダでは保険者が保険引受を拒否したり追加負担等を行うことは違法です)
オランダに長期滞在者する者全員に対して、保険加入は義務づけられています。居住許可取得後、オランダに滞在する上で現地の健康保険に未加入の状態であると、居住許可の維持に影響が出てきます。
オランダ移住者は全員、民間保険会社が提供する健康保険標準パッケージ(basisverzekering) の選択・加入をします。
こちらへの加入によって、一般的な医療(医師による診察料、処方薬、入院費)、救急医療、産科ケア、リハビリテーション、海外での一般的な医療や緊急事態、18歳未満の歯科治療などがカバーされます。
もし歯科、眼鏡、理学療法、整体など個別に追加カバーしたい保険がある場合には、上記の標準パッケージに加えて追加保険(aanvullende zorgverzekering)というものをそれぞれ上乗せして加入することができます。
3.ホームドクターの探し方・登録方法・掛かり方
オランダ必須のホームドクター(家庭医)。
オランダでは、まず初めにかかりつけのホームドクターへ行き、その後医師から勧められた専門医(Ziekenhuis)に向かうという医療システムが採用されています。
そんなホームドクターの現地での探し方や登録方法(実際のウェブサイト画面を使ってステップごとに紹介)、ホームドクターにかかる際のルールや注意点についてまとめまています。
<ホームドクター登録方法>
オランダに到着し生活が落ち着いてきたら、自分のかかりつけのホームドクター(Huisarts)を見つけ登録を行いましょう。もし未登録のままで病気になってしまった場合、すぐにかかりつけの医師に診てもらうことが難しくなる可能性があります。ホームドクター登録までの大まかな流れは以下の通りです。
①まずは居住許可を取得し、健康保険への加入並びに健康保険証を取得する。
②ネット上にて個人情報を管理するデジタルマイナンバー「DigiD」に登録。
③・・・・・・
処方薬を購入する際には、薬局側から保険会社に処方箋薬の請求書が送られます。その後、保険会社から自己負担基準額「eigen risico」の上限に達するまで、ご自身の銀行から自動で引き落としがかかる形になります。
同じ薬を再処方して欲しい場合には、再度ドクターを訪れる必要はなく、ホームドクターに電話をするかメールをすれば、薬局宛に処方箋を送っておいてくれます。
※処方箋薬以外の通常の薬は保険でカバーされません。通常の薬は「apotheek」またはドラッグストア「Etos」・「Kruidvat」などで購入します。
4.緊急時の対応法
ホームドクター制のオランダでは、緊急時でもホームドクターを介すのが通常ルール。
しかし緊急時の場合は、逆にホームドクターを介すことで余計な時間を要したり、ホームドクターの対応次第では病態が悪化することも考えられます。
いざ自分自身の健康状態になにか緊急な事態が発生した時、どのように動けばいいのかという対応方法についてまとめています。
そのため緊急時の場合は、緊急番号「112番」に電話のうえ救急車を呼ぶか、救急外来SEH(Spoedeisende Hulp)または応急処置EHBO(Eerste Hulp Bij Ongelukken)を訪ねましょう。
自宅近くの緊急外来を見つける際には、「ご自身の居住地(Amsterdam等)」+「Spoedeisende Hulp(緊急ヘルプ)」を検索キーワードに入力し、検索してみましょう。
5.滞在前に知っておくと役立つ3つのポイント
自分自身の経験を元に、医療事情や健康保険に関することで「滞在前にこれは知っておいた方が良かったな」と今思う3つのポイントについて紹介しています。
ポイント3:
「BSNナンバーだけでなく、DigiDナンバーも取得しておくべし!」
「DigiD」とは、住民登録番号「BSNナンバー」のデジタル版のようなもので、オランダ政府が管理しているオンライン用の個人ナンバーです。
必須ではないですが、登録しておくと確定申告や健康保険に関する詳細、援助金申請時などのオンライン手続きが可能となり、とても便利です。
このDigiD登録は、居住許可並びにBSNナンバーを取得した後に登録手続きが可能となります。
※DigiDの登録手順について、下記に詳しく紹介します。
以上となります。
ちょこちょこ抜粋しましたが、大事なことや知っておくべきことは他にもたくさんあります。
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