紳士的なオランダ人の 日常ホスピタリティ
2017/01/21
人気記事
・ 好きなことで稼ぎたいなら「収入源」を増やすべき!そのコツとおすすめサイト10選
・ 海外勤務の仕事を探してる人へ。今すぐ登録したい求人サイトをまとめたよ!
「ホスピタリティ」と聞いて、何を最初に思い浮かべますか?
私は一番に、日本のいつも笑顔でおもてなしをしてくれる店員スタッフが頭によぎります。
スタッフのサービス精神はやはり日本が一番じゃないかなと。
夜中のコンビニ店員にしても、松屋やココイチで働く学生にしても、お客様のことを一番考えて時に先読みして行動できる日本人のおもてなし力は本当にスゴイ。
ちなみに私はこれまで、ディズニーランドやカフェ、航空職員など接客の仕事を多く経験してきたのですが、立ちっぱなしで足が痛かったり笑顔キープに疲れて顔面筋肉痛になることもあったくらい、意外と過酷なものでしたよ(笑)
ただ単に接客向いてなかっただけって可能性もあるけど・・・(/_;)
オランダ人の接客サービスは気分屋
オランダでは、お客様は神様でもなんでもなくて、スタッフと同等の立場と考えられています。
だから、そこそこのレストランやカフェでは結構適当に扱われます(笑)
日本との差に思わず笑っちゃうくらい。
彼らは別に意地悪や差別をしているんじゃなくて、単純に自分の心境を隠さず表に出ているだけなんだと思います。
朝からずっと働いていて疲れているときは疲れてるし、楽しいことがあった日なら一日ハッピーに働いてるわけです。
だから、行きつけのカフェに行くと、「お、今日はあの店員なんか良いことあったな」や「今日ちょっと機嫌わるっ!!」なんてこちらが感じることもあります(笑)
日本の「お客様は神様」的な完璧なおもてなしも素晴らしいと思うけど、オランダの人間味ある接客に触れるのも、案外面白いものです。
自然にやってる日常ホスピタリティ
そんなオランダ人ですが、日常生活となると全く真逆なことが起こるんです。
やけに優しい、人思いなオランダ人の 日常ホスピタリティ に出会うことがあります。
たとえば、10mくらい先を歩いてたカップルが、私が後ろから歩いてくるのを見てお店のドアを開けて待っていてくれたり。
電車やバスの中では、ベビーカーのあるお母さんを見たイケメンお兄ちゃんが一緒にベビーカーを持ち上げて地上(ホーム)まで安全に降ろしてくれたり。
こういった光景は、日常茶飯事。かなりの頻度でどこでも見かけます。
オランダ人の中では当たり前で自然と染みついているのかなって。
こういうほっこりした場面に出会えることが多いから、お店でのサービスが悪くたって、そんなのどうでもいいやって今では許せちゃいます。
雇われ身の店員スタッフじゃなくて、日常生活の中で出会う知らない現地人に自然と助けられる。
これが最高に嬉しい。
自然な手助けをありがとうって、毎回一人でいつもジーンと感動しています。
もちろんオランダの全部が良いって思ってるわけじゃないんだけど、
こういうオランダ人の日常ホスピタリティは私も自分の中に取り入れていきたいな~と思ってます。
・・・って口では簡単に言えるんだけど、意外と実践するのが難しいんです。
日常ホスピタリティは、自分の気持ちに余裕がないと絶対にできないんです。
たとえば、毎日せかせか急いで街中を歩いていたら、困っている人やちょっとした周囲のことに気づけないですよね。
日々イライラしてる状態や疲れ切って体力が残ってない状態でも、日常ホスピタリティは絶対無理です。
そんな状態じゃ、助けようと思っても自分が倒れかねないです、危険です(笑)
肩の力を抜いて自分らしく生きているからこそできる日常ホスピタリティは、オランダ人ならではなのかな。
自分を大切にしてこそ、自然な日常ホスピタリティができるようになるのかなと思います。
お金をもらいスタッフとして提供するホスピタリティじゃなくて、無償の日常ホスピタリティ。
国民の幸せな国でいつも世界ランキング上位に入るオランダの秘密は、こんなところにもあるのかな。
なんていったって、人は自分自身のことが一番愛おしいもの。
だったら何よりもまずは自分をとことん大事にして、周囲を気にするのはそのあとでいいんじゃないのかなと思います。
自分を大切にしている人は、人にもとことん優しい人が多いです。
私もそんな余裕ある人間になりたいな、と思う今日この頃でした。
人気記事
・ 好きなことで稼ぎたいなら「収入源」を増やすべき!そのコツとおすすめサイト10選
・ 海外勤務の仕事を探してる人へ。今すぐ登録したい求人サイトをまとめたよ!
おすすめ記事ピックアップ
・ 日本人なら誰でも住める!オランダ移住のあれこれをnoteに書いてます
・ 海外生活に持ってきてよかった!私の持ち物リスト【厳選アイテム】