世界的に有名なフェルメールの少女に会える「マウリッツハイス美術館」
2017/01/23
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2014年6月にリニューアルオープンされた、オランダのデン・ハーグにある美術館「マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)」。
17世紀のオランダ黄金時代最高の絵画の本場であるこの美術館には、世界的に有名な数多くのコレクションが並べられています。
特にフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」に関しては、日本やイタリア、アメリカなど世界ワールドツアーを終えてやっとオランダに戻ってきたほど、あまりにも有名で人気な作品です。
マウリッツハウスは、親しみやすい絵の特徴とユニークな絵画のコレクションによって、「宝石箱」というニックネームもあります。
建物左側の階段から地下へ向かい、チケット購入後、荷物を預けていざ鑑賞へ!
受付にてイヤフォンガイドの使用も可能ですが、スマホのアプリにてマウリッツハイス美術館専用の日本語解説があり、このアプリで館内の構造や有名な絵画の解説を聞くことができるのでオススメです!館内には無料wifiもあります。
それでは、美術館内で私がとても気に入った有名な作品をいくつか紹介していきます。
レンブラント・ファン・レイン 「 テュルプ博士の解剖学講義」
レンブラントがこのユニークな作品を創作したとき、まだ25歳だったそう。
死体解剖をしている最中の絵画ということでちょっと恐ろしくも感じますが、絵画に描かれている人物全員の見ている視線が異なる部分がとても興味深く面白いと思いました。
また、特徴的な光のコントラストによって、実物そっくりの肖像画を描いているという、並外れた才能も見られます。
ヨハネス・フェルメール 「真珠の耳飾りの少女」
世界中で最も貴重で有名な絵画の1つであるこの作品は、実は昔デン・ハーグのオークションにて1ユーロ程度で販売されていたそう。
この絵画がフェルメールの作品であるとは誰も知らず、美術鑑定家のデ・トンブ氏が取得後、修復の途中で署名が明らかになり、その絵画がフェルメールのものであると判明したというなんとも驚きな事実!
デ・トンブ氏が用意していた秘密の遺言により、死後この絵画はマウリッツハウス美術館に寄贈されたそうです。
この絵画の注目すべき特徴は、陶器のような白い肌やふくらみのある唇、きらっと光る真珠の耳飾りなど、様々な角度から光が降り注ぐように描き、あたかも本物であるかのように作品に命を吹き込んでいるところ。
本当に素敵な作品でした。
レンブラント・ファン・レイン 「自画像」
レンブラントは数多くの自画像を描いた画家としても有名です。
こうした数多くの自画像によって、自分の人生を写し、自分の記録を残した画家は珍しいですね。
ルーベンス/ヤン・ブリューゲル 「楽園のアダムとエヴァ」
ルーベンスとブリューゲルという画家2名で描いた合作。
左に描かれたアダムとイブはルーベンス、その他はブリューゲルが担当。
ルーベンスの柔らかい技巧で描かれたアダムとイブに対して、細かなディテールで描かれた動物たちといった、全く異なる二人の画法が一枚の絵の中に収められていて、鑑賞していてとても楽しい一枚でした。
他にもここでは紹介しきれないほど多数の有名な作品が美術館にはたくさん。
建物は2階建てで、下の写真で見られるように階段を上ると白い天井に描かれた天井画と真っ赤な壁面の対比がとても美しかったです。
壁面にも様々な絵画が展示してあり、中でもパウルス・ポッテル 「雄牛 」(左下の写真)はとても大きな絵画で迫力のある壮大な作品でした。
ワールドツアーをするほど世界で大人気の絵画が揃うマウリッツハイス美術館、オランダで訪れないわけにはいきませんね♪
思った以上に絵画がユニークなので見ていて全く飽きず、何度も行きたくなってしまう美術館です。
オランダ観光の際には、ぜひ足を運んでみて下さい♪
"フェルメールの少女"がまたワールドツアーに出かけてしまう前に~っ!(笑)
★「マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)」情報
住所:Plein 29 2511 CS The Hague
公式サイト:https://www.mauritshuis.nl/nl-nl/bezoekinformatie-japans/
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