選挙に向けオランダ版たまごっちアプリ登場！党首キャラを育てるゲーム「Kamergotchi」

2017/02/22 2017/02/21

もうすぐ選挙が近いオランダでは、オランダ版たまごっちアプリ「Kamergotchi(カマゴッチ)」が期間限定で登場！

日本の「たまごっち」のコンセプトを参考に作られた、オランダの党首１７名キャラをたまごから育てるゲームアプリがオランダで話題になっています。

オランダ版たまごっちアプリ「Kamergotchi」とは

4年に1度の総選挙をひかえたオランダでは、選挙の話題がテレビでもよく取り上げられています。

そんな中、オランダ人テレビ番組ホストのArjen Lubach(アーイェン・ルバハ)氏をはじめとするテレビ番組メンバーが、オランダの党首１７名のキャラクターをたまごから育てるたオランダ版たまごっちアプリ「Kamergotchi」を開発しました。

「Kamergotchi」とは、オランダ語で「kamer(国会)」と「gotchi(たまごっちの"ごっち")」を組み合わせた名前。発音も「カマゴッチ」と、日本の「たまごっち」と似ています。

「Kamergotchi」アプリ内のたまごをふ化させると、党首キャラクター17名のうちの誰かが産まれ、食べ物を与えたり一緒に遊んだり勉強したりして、党首キャラクターの世話をしてあげます。

アプリ内の党首キャラクター本人に関するニュースがあった際には、アプリ内にもそのお知らせが反映され、なぐさめたり応援したりすることができ、まるで本当にその党首を応援し育てている気分になれるところが人気のようです。

ちなみに、もしたまごから出てきたキャラクターが自分の応援している党首ではない場合は、「世話をせずに放っておけば、たまごっちのキャラクターは死んで次のキャラクターが産まれるから大丈夫」とテレビホストがジョークをいう場面も(笑)

アプリの利用開始が発表されて3日目であるにも関わらず、現在オランダではこのアプリがとても話題を呼んでおり、現時点でオランダ国民約25万人がアプリをダウンロードし利用しているそうです。

アプリ「Kamergotchi」の使い方

私もこのアプリを実際に使って遊んでみたいと思います。

１．アプリをダウンロード

iPhoneのAppストアから無料でダウンロード可能です。「Kamergotchi」と検索するとすぐ出てきます。

「入手」ボタンをクリックしてインストールし、アプリの最初の画面で「ニックネーム(naam)」、「年齢(leeftijd)」、「性別(geslacht)」を入力します。男性はman、女性はvrouwです。

キャラクターが音声を発するので、ポップ通知を許可します。

２．たまごをふ化させる

画面にたまごが現れるので、iPhoneを縦に横に振ったり画面をタップしたりして、たまごが割れるときを待ちます。

約10秒後にたまごが割れ、たまごの中からオランダ・労働党のLodewijk Asscher(ローデウェイク・アッシャー)氏が誕生しました。真ん中の写真では、彼が簡単に自己紹介をしています。

３．お世話をしてスコアアップ

画面下の料理・ハート・電球マークの３つのボタンでお世話をしていきます。

料理マークをタップしてご飯をあげると「Lekker!(美味しい!)」としゃべったり、ハートマークをタップすると「一緒に遊んでかまってあげている」という意味になり、キャラが喜びます。電球マークをタップすると、「勉強をさせてより賢くする」という意味になり、キャラの賢さがアップするようです。

キャラの機嫌が良いときは笑った顔、不機嫌なときはふて腐れた顔をします。また、キャラの顔をなでたりタップしたりすると、顔を震わせてケラケラと笑ったり、鼻をタップすると「プー」と声を発したりして、けっこう面白いです。

お世話を続けると成長日数とともにスコアがアップしていき、このお世話日数とスコアが最も高いアプリ利用者は、当アプリを作ったテレビ番組に招待されるのだとか！笑