オランダ「歩きスマホ」の交通事故対策!道路にLED埋め込み信号機
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歩きスマホをしている人たちを表す「スマートフォンゾンビ」という言葉まで誕生し、いまや世界中で「歩きスマホ」による交通事故が増えています。
そんな中、歩きスマホ対策のために、オランダで新しいタイプの信号機が設置されました。
オランダのLED埋め込み式信号機
オランダのHIG Traffic Systemsという会社が、歩きスマホ対策のためのLED埋め込み式信号機「+Lichtlijn」を開発。
「歩きスマホ」自体を減らす対策ではなく、歩きスマホをしている人にどうやったら信号の色を認識してもらえるか、という点を重視して開発されたようです。
オランダ南部のBodegraven(ボーデフラーべン)という町内の3つの学校が集結している交差点の道路に、信号の色に合わせてLEDの色が変わる埋め込み信号機が設置され、今月から6か月間のあいだ、スマホを見ながら歩いている人に対してどれほどの効果があるのかを試験しています。
ちなみに、今回設置されたBodegravenの交差点は、市内で最も交通量が多く歩きスマホをする人々が目立ち、市内でも「かなり危険な交差点」であると問題になっていたことから、市会議員とHIG Traffic Systemsが協力してこのLED埋め込み式信号機の開発・試験に至ったそうです。
LED埋め込み式信号機の仕組み
このLED埋め込み信号機は、元々設置されている信号機に連動する形で点灯し、青信号ならば青色に、赤信号ならば赤色に、道路に埋め込まれたLEDのラインが発光するという仕組みです。
これならば、スマホの画面に集中している人でも、地面から発行している光の色を嫌でも確認することができます。
ただし、これには「日の明るい昼間の時間帯はライトの光が見えずらい」という難点が残っており、夜だけでなく日中にもしっかり認識できるLED埋め込み信号機の実現にむけて取り組んでいるそうです。
スマホ歩きをやめることはもちろん大事ですが、歩きながらスマホを見る習慣が簡単には無くならない今後を想定して、このLED埋め込み式信号が開発されたというのは、とても現実的で効果的な対策ですよね。
試験後には、オランダのほかの地域でも設置を進めていくことを検討しているそうです。
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