オランダ居住許可を取得しました！(PART⑤)＆嬉しいお知らせ

2016/04/05 2015/08/25

ブログの更新が少し遅くなってしまいましたが・・・

この数日間に色々なことがありましたので、今日はその報告をさせて頂きたいと思います。

まずは、オランダへ移ってからずっと奮闘してきたオランダの「居住許可」について。

タイトルにも書いているのでもうお分かりかとは思いますが、

昨日の8月24日、無事に取得をすることができました！

ここにたどり着くまで正直長くて大変なこともありましたが(前回の記事PART①,②,③,④)、大きなトラブル等なく取得ができて、今は一安心です。

下の写真は、2年間のオランダ居住者を証明するIDカードです。

カードの右側にあるライオンのオランダマークが、かっこいい(笑)

また、前回の記事で取り上げていた「起業のための居住許可申請料の件」についても、IND(移民局)から手紙にて返答がありました。

ちなみに前回の記事をまだ読まれていない方の為に、もう一度INDとのやりとりの状況を先にお伝えしておきます。

私が先日IND宛に送った手紙の内容は、

「オランダにて日本人はスイス人と同等の権利を持つと条約締結がされているのに、なぜ居住許可申請料だけスイスとは金額が異なるのか？」

という疑問です。

現在オランダでは、申請にあたり日本人は1279ユーロ、スイス人は53ユーロを手数料として支払うことになっており、金額がまったく違うのが現状です。

そしてこの件に関してINDから頂いた手紙の返答について、内容を簡単に説明すると、

「日本人が支払う起業のための居住許可申請料は、1912年に結ばれた日蘭条約により、スイスと同様の金額であることには間違いない。ただし、その申請料の金額は、1912年以前の1878年にスイスとオランダ間で締結された条約に基づく必要がある。しかし1878年の条約締結が古すぎて、その時にスイスが払っていた申請料の正確な金額の証拠が現在存在しない。そして、スイスとオランダは2002年に新しく結んだ条約によって、申請料の価格を53ユーロに変更しているのである。そのため、いくらスイス人の払う申請料が現在53ユーロであったとしても、日本人の申請料がスイスと同額の53ユーロであるべきだという根拠はどこにもない」

との回答を頂きました。

・・・、
んんん～～～？(笑)

確かに、1912年に結ばれた日蘭条約以降の2002年にスイスとオランダが条約を結び直したことはわかるのですが、たとえ条約を結び直したとしても、日本とオランダ間で結ばれた条約内容に変更が無い限り、「日本人はオランダの最恵国(スイス)と同等の権利を持つ」という事実は変わらないはずなのでは...？？

といまだに疑問が残ったままなので、弁護士に相談することにしました。

ただし、この申請料の件でいくら裁判で勝ったとしても、弁護士に支払う料金が高ければ、ちょっと考えてしまうのが正直なところ(笑)

ということでこの件に関しては、弁護士が掲示してくる価格次第で、訴訟を起こすか否かを決断しようと思います。

また状況が変わった際には、ブログでその都度お知らせします。(続きPART⑥はこちら)

最後に...

嬉しいお知らせです★

実は先週、ライフハッカー日本版の編集者の方からお問い合わせをいただき、なんと私のオランダ移住に関する執筆記事を掲載して頂けることが決まりました！

まだ原稿作成に入ったばかりで、今後いつ、どのような形でみなさんに報告できるかはまだわかりませんが、記事が完成しライフハッカーへの寄稿が完了した際にはブログでも紹介させて頂きますので、どうぞお楽しみに。

最近はブログ読者の方から応援のメッセージやコメント、お問い合わせなどを頂く機会が多くなり、オランダに興味を持っていらっしゃる方がこんなにも多いのだということに私も驚く毎日です。