他の誰の為でもなく、たった一人の自分の人生だから

2017/01/21 2016/01/10

先に言っておくと、全員が全員あてはまるわけではないのですが。

日本人って、自分の意見をあまり主張しないと一般的には言われていますよね。

自分の意見を主張しない理由はいくつかあると私は思うんだけど、一番の理由は、誰かから否定されるのが怖いからなのかなと思います。

批判が怖い

何か奇抜な意見や新しいこと・面白いことを考える人、または失敗をした人に対して、いちいち周囲からのノイズがうるさいんです。

だから、人と違うことをしたり自分の意見を言うのが怖くなっちゃったり面倒になったりするんだと思います。

私もまさにそうです（笑）

以前勤めていた会社でも何か失敗して上司に怒られるんじゃないかと怖くてしょうがなかったし、ちょっとでもお化粧とか服装を頑張り過ぎちゃうと先輩に何か言われちゃうかなとか、何かとビクビクしてました。

きっかけは現地の子供たち

そんな自分もここに来て環境が変わってからは、まだ完全に振り切れていなかった自分の弱い部分が吹っ切れた気がしてます。

そう自分が感じ始めきっかけは、オランダ現地の子供たち。

何かのパーティーに参加した時に、10歳くらいの子供でもちゃんと大人の会話の輪に入って、テロ事件の話だったり移民や難民の話について子供ながらにしっかり意見を伝えていたんです。

まわりの大人も子供の考えて発言する意見にしっかり耳を傾けるし、大人だけで喋らないで子供にも同じ質問を投げかけて答えさせてる。

子供の考えであっても一人の意見として尊重し、みんなで共有する。こういうやりとりを自然にやっているんです。

これは学校でも家庭でも同じだと聞きました。

どれが正解で何が間違いであるかを諭すことが大切なんじゃなくて、自分で考えることが一番大事。

自分が同じ意見であれば賛同するし、自分が違うと思ったら反対する。

自分がそうだと思えば行動に移すし、それを誰も止めようとはしない。まあ犯罪とかは別として（笑）

自分で考えるということを小さい頃からやってきているからこそ、人と違う考えであっても人前で自分の意見を怖がらずに言う。

人それぞれの人生があって、人それぞれの意見があるという考え方がオランダ人には自然と身についているのかなとも思います。

だから自分自身にも自信がある。自信があるから自分を大きく見せようと人に自慢する必要もない。

どこでもちゃんと意見を言えるし自分の思うように行動もするから、相手を羨ましがったり嫉妬する必要もないし、他人の人生にワチャワチャ意見を言う必要もない。

言っちゃえば、他人には無関心なんですよ（笑）

自分が思っているほど相手は自分のことなんて気にしていないし、「私は私の人生、あなたはあなたの人生」という考えで接してくるので、正直に意見を言いあえて付き合えます。

なんでも結局は自分次第だった

環境が変わっても人は変わらないってよく言われているけど、少なくとも影響は誰もが受けるはず。

その影響を受けて変わっていくかいかないかは自分で決めることなんだと思います。

嫉妬ばばあや腹黒女になるくらいなら、私は裏表なくちゃんと「自分」を持った人間でありたい。

他人の悪口を言ったり妬んだりする時間があったら、その間にその人たちより1つでも2つでも多く挑戦したいし、学び経験したい。

だからこそ自分としっかり向き合って、やりたいと思ったことはちゃんと挑戦していきたいし、自分の生き方に誇りをもって生きていきたい。

それから最後に・・・

ちょうど昨日、はあちゅうさんの著書『今日から人生を変えるためのエンジンになる本』を読みました。

すごく共感できて学べるところがありました。

特にこの本の中に出てきたはあちゅうさんの言葉、

経験から気づいたことは、「どんなことをやっても叩かれるんだ」ということです。
批判しようと思えばどんな方向からも批判できます。
批判されるかどうかは、たいてい、人として正しいか正しくないかではなくて
その人にとっての好き嫌いなんだと身にしみて感じました。
どうせ何をしても批判されるなら、誰かの為にやったことで批判されるより、
自分の好きなことをやって批判された方が良いなと思って自分の好きなことを続けています。

なんだか勇気づけられました。

こういうふうに考えられる人が自分の人生を豊かにしていける人なんだろうなって。

文章量自体は軽いので15分～30分もあれば読み終わるし、かなり安くなっているのでちょっと時間あるときに読んでみてください。