自分の軸がわからない？そんな時には「人生でやりたくないリスト」を作ってみよう
2017/01/21
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「あれもしたい」、「この道もいいかも」...
で、結局自分は何がしたいんだ？
そんなサイクルに悩まされたことはありませんか？
私は正直そんなこと、しょっちゅうです。
なぜなら、将来のやりたいことなんて山ほどあって、この地に生きた年月がたった26年の自分に「これだ！」と自信をもって100%明確にやりたいことなんてまだまだわからないから。
その正直な気持ちを無視して強引に気持ちに整理をつけてしまうと、チャンスを自分から狭めてしまうような気がするからです。
やりたいことや夢って、はじめから見据えることのできるほど簡単なものだけではなくて、日々の中で突然芽生えることだってあると思うんです。
だから、「好きなこと」や「楽しいこと」で本当に仕事をしていきたいのなら、この自分の中にある「やりたいこと」と目をそらさずに常々向き合う必要があります。
私も以前、ロバート・ハリスの著書を読み、「自分のやりたいリスト」を記事にまとめました。
ただ、最近気づいたんです。
実は「やりたいこと」を考えるのと同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に、「やりたくないこと」を自分の中で明確にしておくことが大切であるということに。
上記でも書いたように、「やりたいこと」っていうのは案外ぽんぽん浮かんできます。
世界一周したい、TOEIC満点とりたい、ハワイに住みたい、、
ほんと、語り続けていいなら限りなく挙げられます(笑)
なぜなら、やりたいことっていうのは、一時的な「物理的欲望」が多いからです。
人間は欲張りだから、いくらだってやりたいリストを並べられるはず・・・
ところが一転、「やりたくないこと」はどうでしょうか。
生きていく中で、これだけはやりたくないというものはどれだけ浮かびますか？
参考までに、今の私が思いつく「やりたくないこと」は以下の通り。
【私のやりたくないリスト】
1.短時間睡眠
2.自分以外の誰であっても代用のきく仕事
3.時間・場所に縛られること
4.満員電車に乗ること
5.他人の成功を憎むこと
6.人のせいにすること
7.衝動買い
8.馴れ合いの付き合い
9.好きじゃない仕事
10.見た目や学歴などのステータスで相手を判断すること
約30分ほど真剣に考えてみましたが、出てきたのはたったの１０つ。
「やりたいリスト」は20個、30個と次から次へと浮かんでくるのに比べて、その差は一目瞭然。
もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
「やりたくないこと」というのは、すべて自分自身の「生き方」や「在り方」といった精神的欲望ばかりです。
ということは、次のようなことが言えそうです。
やりたいこと ＝ 一時的な願望が多く含まれる
やりたくないこと ＝ 不変的な願望が多く含まれる
やりたいことは生きていく中でコロコロと変わりやすいものだけど、やりたくないことというのは、そう簡単には変わらないんです。
そりゃそうですよね。
やりたくないことって、自分が苦しかったり、嫌だと思っていることなのだから、それは滅多に変わるはずがないです。
そうとわかったなら、「自分のやりたくないこと」に向き合って明確にしてしまう方が、自分の本音を知るには手っ取り早くて簡単。
無限に広がるやりたいリストと睨めっこするよりも、自分の本心や軸とまっすぐ向き合いやすくなります。
そして、この「やりたくないこと」がはっきりすれば、自分の行動への大きな原動力にも繋がります。
実際、私がオランダで個人事業主として取り組み始めてみたのも、何か特別に大きな夢を描いてたわけでもなんでもなくて、「自分がやりたくないことを我慢してやらない人生を送るため」という方がしっくりきます。
自分の軸を見つめ直したいのなら、ぜひ「やりたくないリスト」を作ってみてください。
そして、その作ったリストと今の自分の状況を比較してみましょう。
自分の本心が本当は何を求めているのかが明らかに浮かび上がってきます。
自分を見つめる機会に、ぜひ(^^)v
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